カノンから学ぶこと
こんにちは。
川西市のピアノ教室・幼児リトミック 講師の間瀬です。
リトミック指導の中で「カノン」という項目がでてきます。
ここでの「カノン」とは・・・
1小節遅れで音やリズムをまねっこしていく動作です。
♪かえるのうた を思い浮かべてみましょう。
1.かえるのうたが~ 2.きこえてくるよ~
Aさんが初めに歌い始めるとします。
Aさんが2.を歌うとき、同時にBさんが1.を歌い初めます。
すると最後の1小節は、Bさんだけが歌うことになります。
たぶん、多くの人が経験されているでしょう。
「かえるのうた」はよく知っているし短い曲ですね。
これが、未知の曲や歌詞のないリズムだったらどうでしょう。
「記憶を再現しながら、次のことを聴いて記憶する」
リトミック研究センターでは3歳からこの訓練(レッスン)をします。
もちろん、はじめは全然出来ませんが
4,5歳になるとリズムが聴き取れるようになります。
私も、生徒にいろいろ試してみました。
未就学児5人に「リンゴ」「バナナ」「みかん」の
カードを見せて言葉のカノンです。
結果、すんなりついてくる子は3人、慣れたらできた子は2人、
何度してもできない子は1人でした。
ちなみに、レッスンを見学されているお母さまにもしてもらいました。
結果、練習すれば全員できましたが、最初は私と同じ状態でした(笑)
小学生には簡単なリズムを提示してみました。
7人試しましたが、全員大人と同じ感じで
初めは戸惑うけれど、何度かの訓練で習得する。
でも、大人より習得が早いことがわかりました。
よ~く考えたら「〇〇しながら△△できる」というのは
生活上、出来ると得することがいっぱいなんですよね。
ピアノを習いに来ているんだけれど
「カノン」は小さい時からやっていると
きっと頭が良くなる(回転が速くなる)と思います。
2月15日は、リトミックの指導者認定上級のテスト・・・・・
もちろん、「カノン」も項目にあります。
曲の長さも長くなり、拍子の種類も増え、手足ともに違う動きをする・・・
苦手意識からか、なかなか体の中に入ってこず未だに汗をかいています。
大人になってからだと(しかも歳をとってからだと)何倍も苦労します。
ひしひしと実感している今日この頃です。
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