学びとは「後ろに進む動く歩道」
こんにちは。
川西市のピアノ教室・幼児リトミックピアノ 講師の間瀬です。
藤 拓弘先生の指導者向けセミナーからのお話です。
私自身、改めて初心に返りモチベーションの高い時に書き残しておきます。
■ 課題は自分で見つけなければならない
学生時代は学ぶ環境を「課題」として与えられていたけれど、
社会人になると目の前に学びの場が用意されるなんてまずない。
学びとは「主体的な活動」だということ=「学びの場は自分でつかみ取るしかない」
■ 幸運なことに学びの場はいくらでもある
レッスンに関するセミナーは毎日といっていい程いろいろな所で開催されている中、
「今、自分は何を学ぶときなのか?」
を知る必要があるということ。
■ ベテランの先生ほど学びの意識が高い
今は、3~4年でレッスン法も大きく変わっているとのこと。
レッスンや教室運営では、社会状況や音楽のトレンドなど、
時代によって柔軟である必要がある。
⇓
社会や業界で「今何が起こっているのか?」を知っている必要がある
長年経験を積んだベテランのピアノの先生ほど、
「学びは、教え続ける限り終わらない」という意識を持っていること。
■ 足を止めることは下がること
これだけ流れが早い世の中。
ピアノの先生も、学んでいないとすぐに置いていかれてしまう。
「後ろに進む動く歩道」を「学びの道」とイメージしてみる。
足を止めると、当然後ろに下がる。
下がらないようにするためには、足を前に出し続ける必要がある。
さらに、前に進んでいくためには、歩くスピードを上げる必要がある。
時には走る必要もあるかも。
いずれにしても、足を止めれば下がる。
当然、歩き続けている人に追い越される。
危険なのは、隣の人が足を止めているからと安心していると、
一緒に下がっていくこと。
逆に、共に歩みを進められる人がいれば、切磋琢磨しながら前に進める。
嬉しくも悲しくもこの道は、ピアノを、そして音楽を教える限り続く。
いわば、この「動く歩道」から降りるときが、ピアノの先生を辞めるときだろう。
大切なのは、自分のペースで着実に、足を前に踏み出し続けること。
この歩道の先に、今いる生徒そして未来の生徒の笑顔が待っている。
その喜びをかみしめながら、何より学ぶことを楽しんでいくこと。
これがピアノ教育の醍醐味であり、指導者としての「自信」につながっていく。
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